業績部門褒賞

一覧へもどる

第33回 平成23年度(2011年)

業績題目:
東日本大震災における『くしの歯作戦』を中心とした救援・復旧事業

受賞者:国土交通省 東北地方整備局

受賞理由:

東日本大震災は未曾有の被害を東北太平洋沿岸域にもたらしました。国土交通省東北地方整備局では地震発生後、迅速に被災状況を確認し対応体勢を決定しました。また本省と電子会議を行い、国土交通大臣から、「現地で判断してすすめてもらいたい。」という指示を受け、被災地に救援路を確保することが何よりも求められているとの認識の下、「くしの歯作戦」と呼ばれる東北自動車道から太平洋沿岸域の被災地に対し、「16本」の啓開対象道路が選び道路啓開を図るということを決定しました。震災の翌日には11本のルートの啓開を完了し、1週間後には啓開作業を全て終了しました。さらに、被害を受けた自治体に対して、「リエゾン」を派遣し、各自治体の要求を把握し、迅速に対応を図りました。
国土交通省東北地方整備局を中心とした、地元の建設業、自衛隊、全国から派遣されたTech Forceの方々の貢献より、様々な被災地救援が可能となりました。「くしの歯作戦」を中心とした復旧・復興事業の働きは極めて高く評価しうるものです。

業績題目:
「復興の促進と教訓を結ぶ研修プロジェクト ~三陸・被災地フロントライン研修~」

受賞者:三陸鉄道株式会社

受賞理由:

東日本太平洋岸を襲った津波は、三陸鉄道にも多大な損害を与え運行の見込みも立たないでした。また被災地には、視察する人々が多く押しかけ、復旧・復興作業の支障となり、被災者の心情を害するような状態もありました。
「フロントライン研修」は視察者を復興の支障とならないように一定の条件下で受け入れ、効果的に震災の教訓を身につけられるもので、被災地の復興の手助け、視察者の効果的な教訓の体得、そして鉄道職員の能力の活用という3つが同時に実現するプロジェクトです。研修参加者は主に行政担当者が多く、震災の教訓が活かされつつあります。
震災を前向きにとらえ、教訓を伝え、復興への支援を研修活動を通じて実現するという試みは、これまで見ることのなかった独創的な試みであり、この研修プロジェクトは大いに評価されるべきものです。
今後は、復興の足跡や、三陸の自然の素晴らしさも研修者に伝え地域全体の活性化につなげるなど、今後の展開も期待されます。

一覧へもどる

PAGE TOP