ブックレットNo.2

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Yukihiro Kidokoro 道路料金政策の新展開13なります。それが燃料税や、高速道路料金の値上げであり、ロンドンやストックホルムで導入されている混雑税です。この場合の「値上げ」は、道路利用の価格を高くすることに....

Yukihiro Kidokoro 道路料金政策の新展開13なります。それが燃料税や、高速道路料金の値上げであり、ロンドンやストックホルムで導入されている混雑税です。この場合の「値上げ」は、道路利用の価格を高くすることになります。もう一つの「並ぶ・待つ」は、道路の混雑に耐えることで、渋滞にはまっても我慢する。つまり時間で費用を払うわけです。これは車の場合、運転中は、仕事をするなどの他のことができませんので、全くの社会的無駄になります。 このように、結局は、何らかの価格による調整が避けられません。時間の価値は個人によって違いますから、時間の価値の高い人が、時間短縮に対して支払う仕組みは、社会の効率達成のためには有効です。ゲーム機の例で、アマゾン・ドット・コムやインターネットオークションによって生じる値上げは、並ぶか待つしかなかった時代に比べて、社会の効率を上昇させたと言えます。このように何かが欲しい、買いたいという人には、高いお金を払えばそれが買える選択肢を提供することが、非常に重要なのです。価格と社会的限界費用 次に、「高速道路サービスの望ましい価格体系とは、どういうものか」を考えてみます。交通手段が高速道路だけだと仮定してください。このとき、経済のほかの部分では、価格と社会的限界費用が等しく、望ましい状態にあるとすれば、高速道路利用者の価格(燃料税、高