ブックレットNo.2

ブックレットNo.2 page 37/72

電子ブックを開く

このページは ブックレットNo.2 の電子ブックに掲載されている37ページの概要です。
秒後に電子ブックの対象ページへ移動します。
「電子ブックを開く」をクリックすると今すぐ対象ページへ移動します。

概要:
Mariko Futamura 国際港湾競争と日本の戦略35 この数字から、日本の港湾はずいぶんと使われていない、いわゆるハブ港として使われていないことが感じられます。こうした現状から、国土交通省では二〇〇四年に、スー....

Mariko Futamura 国際港湾競争と日本の戦略35 この数字から、日本の港湾はずいぶんと使われていない、いわゆるハブ港として使われていないことが感じられます。こうした現状から、国土交通省では二〇〇四年に、スーパー中枢港湾の指定、二〇一〇年に国際コンテナ戦略港湾の選定を行う等で、それぞれ策を練っています。スーパー中枢港湾の指定 スーパー中枢港湾の指定の目的は、大きく二つあります。一つは、国際競争力のある港湾整備を目指すこと。もう一つは、コンテナターミナルの機能を強化することです。「スーパー」で「中枢」な港湾という政策名からも、とにかく強い港湾をつくりたいという国の気持ちが表れているのではないかと思います。 二〇〇四年七月には、京浜港、伊勢湾、阪神港の三港がスーパー中枢港湾に指定されました。京浜港は東京港・横浜港、伊勢湾は名古屋港・四日市港、阪神港は大阪港・神戸港と、それぞれ二港ずつが一緒になって、それぞれの港を形成しています。そして、このスーパー中枢港湾ではコスト・サービス水準が改善され、一定の効果を見たと検証がなされています。 まずコストです。近隣の諸外国に比べてコストが高ければ使われないでしょうから、港湾コストは釜山、高雄(台湾)並みに、約三割低減を目標に掲げました。これに関しては、