ブックレットNo.2

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Mariko Futamura 国際港湾競争と日本の戦略41委託された輸送を最小の費用で行うための努力を行う、と。総費用(TC)を定式化する場合、固定費(FC)部分と可変費(VC)部分に分けられます。可変費の部分は、輸....

Mariko Futamura 国際港湾競争と日本の戦略41委託された輸送を最小の費用で行うための努力を行う、と。総費用(TC)を定式化する場合、固定費(FC)部分と可変費(VC)部分に分けられます。可変費の部分は、輸送量が増えればもちろん大きくなるでしょう。また、サービスの水準を高くすれば可変費部分が高くなるかもしれません。サービスの水準が変数として入ってくると考えられます。ですから、費用最小化と言いながらも、よりよいサービスを提供すれば、それなりにコストは高くなるということで、荷主さんはそのような「質」と「コスト」の組み合せのなかから、何らかのサービスを選び取っているに違いないという発想になります。 次に固定費についてです。船が港に着いて岸壁に係留されると、係留料というものが取られます。例えば、シンガポールは二四時間単位でかかるので、一度入ると何十万か取られるわけです。これが固定費部分になります。港湾事業者は、この式から何ができるかというと、この固定費部分を下げることができるかもしれません。もしくは、よりよいサービスを提供すれば、もっとコストをかけてでも、そのサービスを選び取りたいという人が出てくるかもしれません。ということで、固定費とサービス水準は改善可能ではないかと思われます。総費用を定式化FC:固定費 VC:可変費q:輸送量 s:サービスの水準 i:船社 j:港湾 h:サービスTCij=FCij+VC(ij qi,sih)資料3 船社の費用関数