ブックレットNo.2

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Mariko Futamura 国際港湾競争と日本の戦略43入港料や港湾サービス料金の引き下げでしょう。時間については、船内荷役の時間短縮、陸上荷役の短縮化、通関の時間短縮などが考えられます。さらには陸上輸送の時間短縮....

Mariko Futamura 国際港湾競争と日本の戦略43入港料や港湾サービス料金の引き下げでしょう。時間については、船内荷役の時間短縮、陸上荷役の短縮化、通関の時間短縮などが考えられます。さらには陸上輸送の時間短縮も必要です。このためには港湾地区の混雑の解消、主要幹線道へのアクセスの改善、ネットワークの整備などが挙げられます。そして港湾事業者だけなく、関係部署との連携によって、一層のサービス向上が期待されると考えられます。日本の国際港湾戦略とは 先ほど、近隣港の競合ケースを見ました。一隻の船が日本に近づいてきて、商圏を同じくしている非常に近い港が二つあり、「どちらの港を選択しますか?」という状況について、離散選択モデルで分析をしてみたところ、決定係数が非常に小さい値をとったため、「グラビティモデル」で考えてみました。これは、二地点間の物流量、交通量をニュートンの万有引力の法則に当てはめたモデルで、交通経済学ではよく使われています。 ここでの考え方としては、海外の港と日本の港からそれぞれ荷物は出ますが、その荷物を発生させているのは、その後ろにある経済圏ですから、後背地経済というものを考える必要があります。例えば、港を神戸とし、兵庫県から出る物は必ず神戸港から出さなければいけないと仮定します。そうして、兵庫県から発生する物流量と、海外の港の後背地経済から発