ブックレットNo.2

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44生する物流量をグラビティモデルで計算してみます。そうすると、距離が遠くなればなるほど、物流は少なくなります。これは距離の二乗に反比例するといわれていて、要するに遠くなればなるほど物流量は少なくなり、....

44生する物流量をグラビティモデルで計算してみます。そうすると、距離が遠くなればなるほど、物流は少なくなります。これは距離の二乗に反比例するといわれていて、要するに遠くなればなるほど物流量は少なくなり、近くなればなるほど物流量は多くなるということです。実際の計算ではこの変数に対してはGDPを使いました。後背地の経済力が大きければ大きいほど物流量は増えるだろうということです。 さて、二つの港の選択についてですが、実際には兵庫県から出た貨物はすべて神戸港から出しなさいというシステムにはなっていません。日本では、よりよい港湾を選べることになっています。それで、グラビティモデルを使った選択モデルを考えてみました。具体的には、神戸、大阪、名古屋、横浜、東京の五大港と、世界二七港との間で行われているコンテナ輸送に関してグラビティモデルをあてはめ、説明式を提示しようと思いました。つまり、港湾間の距離と両港の後背地経済のGDP、各港の特性を表す変数により「よい港湾とは何か」を説明しようと試みたわけです。 港湾選択の要因となり得るものとして、先ほどから料金だ、料金だと言っていますが、残念ながら日本の五大港は原則として同率なので、あまり差が出ません。そのためここでは、料金は港湾選択の変数として使えませんでした。 次にサービスですが、使い得る変数として、入港時の安全航行を確保することが、非常に重要なサービスであると考えました。ただ、安全航行は数字として出にくいものですから、