研究調査

research study

子ども連れ外出ポータルサイト

「子ども連れ外出ポータルサイト」の公開を開始しました

子ども連れ外出に関する情報をまとめた総合ポータルサイトです。ベビーカーの使い方から公共交通機関の利用方法、行政サービスまで、子ども連れで安全・安心・快適に外出するための情報を提供しています。子育て中の方にはもちろん、子育て中でない方にも、是非ご覧頂ければと思います。

子供連れ外出ポータルサイト トップ画面(クリックでサイトへ移動)

URLは以下です。
子ども連れ外出ポータルサイト

2510C プロジェクト(自主研究)

プロジェクト名 子育てしやすく子どもにやさしい交通環境実現のための教育・行動変容プログラムの開発と適用

プロジェクトメンバー
プロジェクトリーダー
大森 宣暁 地域デザイン科学部 社会基盤デザイン学科 教授
IATSS会員
北村 友人 東京大学大学院教育学研究科 教授
小嶋 文 埼玉大学大学院理工学研究科 准教授
土井 健司 大阪大学大学院工学研究科 地球総合工学専攻 教授
中村 文彦 東京大学大学院新領域創成科学研究科 特任教授
松橋 啓介 国立環境研究所地域計画研究室 室長
吉田 長裕 大阪市立大学大学院工学研究科 准教授
特別研究員
中村 文彦 東京大学大学院新領域創成科学研究科 特任教授
太田 勝敏 IATSS顧問/東京大学 名誉教授
松村 みち子 IATSS顧問/タウンクリエイター 代表
浅野 周平 立教大学経済学部経済政策学科 教授
北方 真起 WALIFEPlanning 代表
谷口 綾子 筑波大学大学院システム情報工学研究科 教授
趙 勝川 城西国際大学 教授
土橋 喜人 金沢工業大学 教授
長谷川 万由美 宇都宮大学教育学部 教授
パラディ ジアンカルロス 東京大学大学院工学系研究科都市工学専攻 講師
藤山 拓 University College London 准教授
松田 妙子 NPO法人せたがや子育てネット 代表理事
宮崎 耕輔 香川高等専門学校 教授
Nguyen Phuoc Quy Duy University of Science and Technology – The University of Danang 上級講師
Owen Waygood Polytechnique Montréal 准教授
Tran Thi Phuong Anh Danang University of Science and Technology 助教
Yong Adilah Binti Shamsul Harumain Universiti Malaya 講師
研究協力者
加賀屋 瑠生 宇都宮大学教育学部地域デザイン科学部 学部生
狩野 大地 福井大学大学院工学研究科 修士2年
佐々木 優斗 宇都宮大学大学院地域創成科学研究科 博士前期課程1年
鈴木 春菜 山口大学工学部建設工学科 准教授
宋 浩然 宇都宮大学大学院 博士後期課程2年

1. 背景と目的

人口減少・少子高齢社会に直面する我が国において、子育てしやすく子どもにやさしい交通環境の整備が喫緊の課題である。本研究は、子ども連れおよび子どもの移動に必要な交通ルールやマナーに関する教育プログラム、および親による過度な自動車送迎を抑制するための行動変容プログラムを開発・適用し、その効果を検証することを目的とする。最終目標として、国民の子ども連れ外出に関する「心のバリアフリー」醸成に貢献する「子ども連れ外出ポータルサイト」を実装する。

2. 研究内容

  • 子ども連れ外出の大変さと安全な移動方法に関する講義および電動アシスト付き子ども乗せ自転車とベビーカーの体験を含む教育プログラムを開発し、「子育て予備軍」としての高校生・大学生、「孫育て予備軍」としての大人・高齢者、計4カ国16回531人に対して適用し、その効果を検証した。その結果、大学生のみならず大人・高齢者にも、心のバリアフリーを促進する可能性があり、海外でも、当該国・都市の文化/交通特性を反映したプログラムの実施により、安全な子ども連れ外出を促進できる可能性があることを明らかにした。
  • 子どもの移動自由性(CIM)および親による自動車送迎の実態と意識、LRT開業による子育て世帯の交通行動の変化および情報提供によるCIM向上効果検証のためのWebアンケート調査を実施した。その結果、大都市と比較して地方都市では、施設配置・公共交通環境等によりCIMが低く、親の自動車送迎に依存せざるを得ない子育て世帯が多いこと、LRTなどサービスレベルの高い公共交通導入がCIM向上と親の自動車送迎減少に寄与し、具体的な情報提供によりその効果も高まる可能性があることを明らかにした。