研究調査

research study

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小型電動モビリティの受容性,安全性向上に向けた環境整備に関する研究成果の展開

プロジェクトリーダー:鈴木 弘司
年度:2025年, プロジェクトナンバー:2522A

背景と目的

上記研究調査プロジェクトでは,海外との比較を行いつつ,わが国での小型電動モビリティの受容性,安全性を高めるための研究を進めてきた。
しかしながら,海外で得た様々な知見や調査分析結果を含めた成果物の取りまとめや国内への成果公表には至っていない。そこで,一般の方にも理解しやすい成果物の作成と国内でのワークショップや講演会・講習を行い,研究成果を広く社会に広めることを本社会貢献プロジェクトの目的とする。

期待される成果

小型電動モビリティは,今後わが国でも普及が進むと予想されるが,現在注目されている電動キックボードの課題などを解消し,安全で社会に受容されるモビリティとして一般の方の理解を深めることが重要である。また,科学的根拠に裏打ちされたデータに基づき,適切な利用について提言することや安全性向上に資する適切な道路空間整備を進めるための研究成果をまとめることが肝要である。これらはIATSSで取り組むべき内容である。そのため,道路管理者と事業者との意見交換を行い,小型電動モビリティの利用が今後進む見込みの地方都市でワークショップ・講演会,若年層への講習を行い,過年度の研究成果を広める一方で現場のニーズを収集確認する。また,調査分析結果を国際会議で報告し,査読論文として投稿することで国際的にも認められた研究成果とする。両者を合わせた形で,一般向けに理解しやすい内容とした出版物として取り纏めることをゴールと設定する。

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