研究調査
research study
ラウンドアバウトの普及加速を通じたより良い交通社会に向けての貢献
プロジェクトリーダー:中村 英樹
年度:2026年, プロジェクトナンバー:2623A
背景と目的
IATSS が2009年以来継続的に研究調査に取り組み,社会実装に結び付いてきたラウンドアバウト(RAB) は,mobility, sustainability, wellbeingのいずれの観点からもより良い交通社会の実現に必須のツールである.しかしながら,⽇本でのその普及状況は先進諸国に⽐較して未だ⼤きく遅れをとっている.このため,普及を阻む課題の特定とそれらの解決に向けて,過去3箇年のプロジェクトにおいて,⽇本で必要なRABの導⼊⽅針(⽇本型RAB)のコンセプトを提⽰してきた.本プロジェクトはこれらの成果をセミナー開催や⾃治体等との双⽅向意⾒交換を⾏うことでさらに発信するとともに,社会実装のためのフォローアップ活動を通じて社会貢献を進めるものである.
期待される成果
研究成果の社会実装推進を通じて安全な交通社会の実現に寄与することを標榜するIATSSにおいて,これまでの⼀連の研究調査プロジェクトを通じて法令改正・社会実装にまで結び付けてきたRABの普及加速を,引き続き「社会貢献プロジェクト」で後押ししていくことに,⼤きな意義と責任があると考えられる.訴求の対象は直接担当する⾃治体などの⾏政機関,⺠間コンサルタント等が主体ではあるが,広く⼀般社会に向けて発信する.訴求⽅法は,セミナー等の開催による意⾒交換や⾃治体等へのフォローアップ活動を主体とする.本プロジェクトの遂⾏を通じて,全国でRABの特性や意義に関する理解がさらに進み,様々な道路階層でのRAB整備事例が増加するとともに,関係⾏政における新たな政策・⽅針検討の契機となることが期待できる.