research study
小型電動モビリティの受容性,安全性向上に向けた環境整備に関する研究成果の展開
背景と目的
先行プロジェクトでは,海外との比較を行いつつ,わが国での小型電動モビリティの受容性,安全性を高めるための研究を進めてきたが,海外で得た様々な知見や調査分析結果を含めた成果物の取りまとめや成果公表には至っていない.一般の方にも理解しやすい成果物の作成と国内でのワークショップや講演会・講習を行い,研究成果を社会に広めることを本社会貢献プロジェクトの目的とする.
2年目は最終年度として,過年度成果の海外への発信と最新動向の情報収集を行い,1年目に作成した資料にもとづく安全運転講習の実践や活動成果を出版物としてとりまとめ,出版物を使ったイベントを開催する.
本プロジェクトにより,安全で快適な小型電動モビリティ利活用のための研究成果を社会に広めることで,小型電動モビリティ関連の重大事故を減らし,人々が安心して移動できる空間,まちづくりの実現への貢献が期待される.
【“IATSSビジョン2024”との関連:Mobility領域】
期待される成果
小型電動モビリティは,わが国でも普及が進む一方で課題も浮き彫りとなっている.そのため,安全で社会に受容されるモビリティとして一般の方の理解を深めることが重要である.また,適切な利用について情報発信することや安全性向上に資する適切な道路空間整備を進めるための研究成果をまとめ,行政に働きかけることも重要であり,これらはIATSSで取り組むべき内容である.1年目は,道路管理者と事業者との意見交換,各種調査を行い,地方都市でのワークショップを開催した.2年目は本成果を利用し,若年層への安全運転講習を行い,研究成果を広める活動を行うとともに,過年度プロジェクトの分析結果を国際会議で報告し,査読論文とすることで国際的にも認められた研究成果とする.両者を合わせた形で,一般向けに理解しやすい内容とした出版物として取り纏め,イベントを通じて成果を広めることで,上記の目的が実現できると考える.