ブックレットNo.2

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Mariko Futamura 国際港湾競争と日本の戦略47 水域面積のデータですが、やはり水域面積が大きいほどコンテナ量は多いという結果が出ました。バース数も多いほうが正の相関を示すという結果を導き出しました。バース....

Mariko Futamura 国際港湾競争と日本の戦略47 水域面積のデータですが、やはり水域面積が大きいほどコンテナ量は多いという結果が出ました。バース数も多いほうが正の相関を示すという結果を導き出しました。バース数については「どんどん投資すればいいのか?」とよく言われますが、バース数を増やすと、多くの場合水域面積が減っていきますから、水域面積とバースの数はトレードオフの関係にあります。増やしすぎてもいけないし少なすぎてもいけないという、ちょうどいいところに結果が落ち着いたと私自身は考えています。 今回の分析は短期で行ったので、「今まで非常に混雑していたので、バース数を増やしました」といったことも想定した二期モデルへの拡張が、今後の課題です。さらに、港湾事業者が民営化された後の第二期目における効果の分析が必要です。例えば、東京港が民営化されて数年経ちますが、どんな変化が出ているのかという分析もぜひ行ってみたいと思います。 では、まとめとして、船社から選ばれる港湾となるには、どうすればいいのかを考えていきます。 まず、やはり港湾利用料金を引き下げる努力を行うべきでしょう。第二に、サービス水準は向上させたほうがいいですし、このほかに岸壁使用料などの固定的な費用の引き下げ、効率的な荷役を行うことによる停泊時間の短縮化、大型船舶に対応できる大深水バースの整備などが挙げられます。 先ほどバース数は増えたほうがいいが、水域は減らしてはいけないと話しましたが、これ