ブックレットNo.2

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50日本の港湾のこれから 今、日本の港湾には、競争力の高い国際インフラの構築が求められています。そして、日本の港湾政策は「選択と集中」の方向へ向かっています。 港湾需要に関して分析を行った結果、港湾水域....

50日本の港湾のこれから 今、日本の港湾には、競争力の高い国際インフラの構築が求められています。そして、日本の港湾政策は「選択と集中」の方向へ向かっています。 港湾需要に関して分析を行った結果、港湾水域、コンテナバース数のいずれにも正の相関が示されました。効率的な荷役等のための投資などによって、サービス水準を上げることも重要でしょう。荷主のサプライチェーンに着目した、陸上部の整備という視点も必要になるでしょう。 港湾間の競争としては、日本の場合は非常に港湾間が近いということもあるため、競争できる余地はないであろうと考えます。ですから、近隣港がお互いに貨物を奪い合う関係ではなく、連携を行うほうが地域内でのサービスの差別化や、投資の最適化が図られる可能性があると思います。 飛行機とは違い、船の寄港地の変更は非常に容易であると指摘されています。これは着陸権のような空港の議論とは少し違い、船は港を見限ってしまえば、非常に短期間で航路を変えてしまいます。荷主を引き留めるためには、彼らが何を必要としているのか、荷主のニーズに合った投資が必要でしょう。さらに効率的な運営のために民営化が行われているので、民間のさまざまなビジネス手法も取り入れられ、さまざまな工夫がなされることを期待したいと思います。